茶色のグラデーション
折口真喜子著の夜の鶴 ネタばれなんだけど
ふと目を覚ましたら 隣に寝ている子の寝息と 小さな手の感触に安心して また目を閉じた瞬間、思い出した 亡くなっていることを 寝息と手のぬくもりは本当で 確かめたい気持ちでいっぱいなのに 目を開けたら消えて無くなることは分かっていて 目を閉じたまま泣いた この感触が消えないように必死に願いながら眠りについた
猫とお別れした人達も皆が経験していることだよね 足音が聞こえてきて ピョンっとベッドにのった 布団が重さで沈んで 誰ちゃんなの〜(*´∇`*)と起きたら誰もいなくて ごるだったのかと泣いたことが何度もある(´;ω;`) そして、起きないことにしたよ 気配が消えないようにと思ってね そのうちに気配さえなくなっちゃって そんなことを思い出して 最後の部分だけ 何度も何度も繰り返し読み直しちゃった
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No.7583
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